社会・公共

フェイクニュース、キュレーションメディア問題への対策も進行中。Post-Truth(ポスト真実)時代の情報との付き合い方【先週の注目ニュース】

世の中で話題になっている最近のニュースの中から、「読者の皆さまにぜひチェックしていただきたい!」と思うものを厳選し、一言コメントとともに紹介します。 フェイクニュース、キュレーションメディア問題への対策も進行中。Post-Truth(ポスト真実)時代の情報との付き合い方 キュレーションメディア“狙い撃ち” Google検索、アルゴリズム変更の狙い(ITmedia )

キュレーションメディア“狙い撃ち” Google検索、アルゴリズム変更の狙い
日本のGoogleが、内容の薄いキュレーションメディアを狙い撃ちにするアルゴリズム変更を実施。その背景や、影響を受けるサイトなどについて、SEO専門家の辻正浩さんに聞いた。

▶質の低いキュレーションメディア問題に、ついにGoogleが対応。どんどん進めてほしいですね。


“フェイクニュース” 真実がゆがむ社会(NHK NEWS WEB)

NHKニュース 速報・最新情報
NHKのニュースサイト。国内外の取材網を生かし、さまざまな分野のニュースをいち早く、正確にお伝えします。ニュース速報はもちろん、現場の記者が執筆した読み応えのある深掘りコンテンツや、NHKならではの豊...

▶こちらはアメリカの「フェイクニュース」問題。インターネット上に流通する情報は爆発的に増えていますが、その中から正しい情報を見極める力が、今後ますます重要になっていきそうです。


トランプ大統領が偽ニュースをFacebook投稿し、6万8000シェアされた(BuzzFeed Japan)

トランプ大統領が入国禁止の偽ニュースをFacebookで拡散 指摘にも訂正なし
クウェートがシリアなど5カ国の国民にビザ発給を停止するというニュース。同国の外務省はこれを否定した。

▶アメリカの大統領がシェアしているニュースもフェイクというのはすごい状況ですね…何が正解か、本当に分からない時代になってきました。


FacebookとGoogle、仏大統領選に向けて虚偽ニュース対策を立ち上げ(ITmedia) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1702/07/news069.html ▶インターネット上にあるコンテンツの品質向上のためには、こういった専門家に頑張ってもらうのが一番良さそうです。


副業貧乏に内職地獄?“ネット・ワーカー”残酷物語(NHK クローズアップ現代+)

クローズアップ現代
【NHK】月~水の夜7時半放送の「クローズアップ現代」。政治経済の動きから、暮らしに直結する話題や最新トレンドまで、幅広いテーマを徹底した現場取材で掘り下げます。目指すは“心に刺さるジャーナリズム”。...

▶副業や「雇われない働き方」が広がってきていますが、結果的に以前より辛い働き方になってしまう人も出てきています。働き方の多様化は良い流れだと思いますし、自分にとってより良い選択をできるようにしていきたいですね。


Googleの顔だったマット・カッツ氏がGoogleを退職してアメリカ政府機関で働くことに(GIGAZINE)

Googleの顔だったマット・カッツ氏がGoogleを退職してアメリカ政府機関で働くことに
Googleのスパム対策チームのリーダーでアイコン的存在だったマット・カッツ氏がGoogleを正式に退職し、米国政府デジタル・サービス(USDS)のエンジニアリング・ディレクターに就任しました。

▶こういったキャリアを選ぶ人が日本でも増えていくといいですね。記事内で紹介されているムービーも素敵です。


保育園に入りたい…不承諾通知をSNSで可視化しよう!(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/plus/spice/20170206-OYT8T50094.html

▶2月は、お子さんが4月から認可保育園に入れるかどうかの結果が出る方が多い月。特に昨年から話題になる機会が激増した待機児童問題ですが、SNSでこの問題を可視化する動きも広がっています。


ニュージーランドに世界の富豪が殺到 資本主義体制の崩壊に備え、自給自足できる逃げ場を模索?(JBpress)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49138

▶英フィナンシャル・タイムズ紙の翻訳記事。先行きが不透明な世界で、個別で防衛策を取る富裕層も出てきているようです。


人工知能による自動化が進むゴールドマン・サックス、人間のトレーダーは600人から2人へ(GIGAZINE)

人工知能による自動化が進むゴールドマン・サックス、人間のトレーダーは600人から2人へ
シリコンバレーから株取引を完全自動化する初の「人工知能ヘッジファンド」が登場していますが、世界最大級の投資銀行であるゴールドマン・サックスも大量のコンピューターエンジニアを雇用しており、人間のトレーダ...

▶人工知能の普及によって、高度な仕事も失われるということ、そしてそれによってますます格差が拡大するであろうことがよく分かる事例です。


風俗からこども食堂へ 貧困の連鎖を断ち切ろうと苦闘する夫婦 宮崎・プレミアム親子食堂(Yahoo!ニュース)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20170201-00067139/

▶「貧困の連鎖」を断ち切ることの難しさが具体的に分かる記事です。こういうチャレンジを支えられる社会にしていかないといけない、と感じます。


以上、先週の注目ニュースをお届けしました。

また今後も、世の中の動きを短時間でチェックいただけるよう、週に1回のペースでニュースをまとめていく予定です。楽しみにしていてください!

この記事を書いた人
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当メディア(DRIVEメディア)の前編集長。男の子2人の子育てをしながら編集・マーケティングまわりで活動中。
福島県生まれ。大学卒業後、人材系ベンチャーで新規事業立ち上げやマーケティングを担当。ニューヨーク留学、東北復興支援NPO、サンフランシスコのクリエイティブ・エージェンシーでのインターン、衆議院議員の広報担当秘書等を経験。
Twitter:https://twitter.com/AkaneSato

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