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真面目にふざけて、本気で考える。一歩先の「挑戦」へ──経営トップを交換し、社員の挑戦を全力応援する【第6回たすき掛けプロジェクト(前編)】

2025年10月31日、第6回 たすき掛けプロジェクトが行われました。

証券やクリプトアセット事業を担うマネックスグループ株式会社と、「カンガルー便」で知られる西濃運輸を中核とする物流大手のセイノーホールディングス株式会社のピッチ(プレゼン)イベントに、マネックス採用広報担当人事の銭場が迫りました。

【たすき掛けプロジェクトとは?】
経営トップを交換し、社員が自らのアイデアや新しい取り組み・新規事業アイデアをプレゼン。その内容に対しもう一方の他社の経営トップからフィードバックや応援を受けた後、参加者と意見交換を実施します。こうした一連のブレストを行うことで、社員のアイデンティティや仕事へのヒントを得て活用する企画です。

一般的な研修制度では、自社の評価軸でアイデア内容が判断されがちです。

しかし本プロジェクトでは、他社の経営者がメンターとして関わり「評価者」ではなく挑戦を全力で応援する役割として参加することが特徴です。この姿勢が、参加する社員の自由な発想や挑戦を引き出す土壌になっています。

2018年の初回からコロナ禍を経て6回目の開催となったこのイベントでは、総勢27人が白熱した意見交換を行いました。

全力応援メンターと、プレゼンに挑んだ4名のアジェンダオーナー

まずは全力応援メンター(グループ会社の経営トップ)の紹介から始まりました。

岩村 彰憲さん 株式会社セイノースタッフサービス 代表取締役社長(左)
この日はなんと痛風を患いながらの参加!熱い気持ちが伝わってきました!!

万代 惇史さん マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役社長(右)
今回が初参加の万代さん。やや緊張しながらも、全力で応援してくださいました!

そして、今回のアジェンダオーナー(プレゼンテーター)の4名をご紹介。

森 伸樹さん 株式会社セイノースタッフサービス 東海支店 静岡出張所
テーマ:「セイノー×〇〇 認知拡大のためにできることは?」

吉田 奈々恵さん 西濃運輸株式会社 人事部
テーマ:「物流業界のイメージチェンジをするには?」

徳永玲さん マネックスSP信託株式会社 代表取締役
テーマ:「自分自身の資産を残すにはどうするか?」

瀬口祐介さん 株式会社ヴィリング アフタースクール事業部
テーマ:「小学生のころ体験した、楽しかった or いやだったイベントは?」

3分間のプレゼンを経て、「全力応援メンターの部屋」で10分間のフィードバックを受けます。

このピッチ&ブレストのグランドルールは「全力応援!否定しないこと!」
どんなアジェンダが出ても全力で応援し、アイデアをだす。自分の意見が出ないときは他の意見に乗っかりOKということ!

否定なし、乗っかりOK!テーマ別に分かれて、みんなでブレスト

みなさん最初の緊張が解けてきたのか、笑顔や自発的な意見がたくさん出るように。休憩をはさみ、全員で自分の気になったテーマのグループに参加して20分間の全員ブレスト開始!

マネックス証券の社員である私も吉田さんのグループに入り、ブレストに参加しました。テーマは「物流業界のイメージチェンジをするには?」

以下、ブレストの雰囲気を伝えるべくそのままの言葉でご紹介します。

アイドルみたいなの作ったら?佐川男子は筋肉隆々だけど、セイノーはがっちりしてる」

「物流という仕事がなぜ、さげすまされているのかということもある。インテリがやる仕事じゃないから。中卒・高卒の仕事ってストーリーが恥ずかしいとか思っている。京大出身のドライバーとかいるし」

「なんでトラック運転手だと言うのが恥ずかしいのか?」

「露出が必要だと思う。トラックに乗せて体験ツアーみたいな。東京から名古屋の深夜便でトラックとか。人を巻きこむのとかどう?中身を見せるみたいな」

「アトラクション的な形で?」

「あとは超有名YouTuberに紹介してもらうとかどう?」

「人に言われたことって理解したつもりでも、自分ではわからないから、体験って大切だと思う」

「マイナスなんだろうという曖昧なところから、システムとか、荷物の収集、運送がわかれば世の中の新しい仕組みがあると思う」

「今、よくテレビで工場紹介とかやっているし」

「ごはんの時間とかタイミングとか全然違う。そこにフォーカスできれば」

3Kの真逆をいくのは?」

「ドライバーって大変って思う?客観的に」

「たしかに…。運転が長く続くイメージ」

「名前変える?ドライバーからパイロットとか」

「いいですねぇ」

「呼び慣れているからそういうイメージになるのもありそう」

カンガルーエアフォースのパイロットです!(笑)

「インフラを支えているという名前にするのはめっちゃいいと思う」

「言い切る形にしたら名前変えるのはありだと思う」

陸のパイロット!!!

「3Kってなにをもってきついのか?ほかの仕事と比べようがない。きつさが見えた時に逆にやりたいみたいな。事務職が合わないとか」

ライザップと提携するとかは?」

「ドライバーの消費カロリー集計したら?」

「それいい!」

部活よりセイノー!みたいなのは面白いと思う。配達をしたらダイエットの効果になる!みたいな」

「あとは、辛さに挑戦するのと同じように、キツさに挑戦するみたいな感覚はどう?」

「挑戦のわくわくみたいな感じ?」

お金をもらってライザップ!ってキャッチフレーズは?(笑)」

と、白熱したブレストもここで時間切れにより終了。

会場のボルテージは最高潮に!各所から笑い声や拍手が聞こえていました!!

アイデア大放出!発表タイムとその先の交流へ

たくさんのポストイットを手に、それぞれのアジェンダオーナーからブレストで出た案を発表しました。

【森さん】

  • “体験してみた”シリーズ。実際に派遣先に行って仕事体験をしてみた!といったもの。
  • カンガルーコラボ企画。かんぽ生命(キャラクター)×セイノーなど、12、13個のアイデアが出たそうです。

【吉田さん】

  • ドライバーという名前を変える!その名も「カンガルーパイロット」!!!
  • ライザップと提携してみる。ドライバーさんのビフォアフ付きでダイエットもできると宣伝。

【徳永さん】

  • 「信託」という言葉のそもそもが難しいため、まずはどういった業態なのかを伝える。
  • ネガティブな印象が多いため、もっと事業を身近なものに置き換えてみる。

【瀬口さん】

  • 遊びのプロフェッショナルに来てもらう。
  • 夏まつりならぬ「冬まつり」の開催。
  • ラジオ(YouTuberごっこ)をしてみる。

みなさん、発表の制限時間を優に超えるくらいのブレストの盛り上がりでした!
会場も熱気むんむん。私もなぜか汗だくになりながら話を聞き、大爆笑していました(笑)。

ピッチのあとは交流会!ここでも社長も社員も会社も関係なくみなさん各々の席に。
各テーブルで笑い声が飛び交い、みなさんとても有意義な時間を過ごしていました!

>> 後編 アイデアから開けた新しい道。たどりついたのは「挑戦の面白さ」──経営トップを交換し、社員の挑戦を全力応援する【第6回たすき掛けプロジェクト(後編)】


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この記事を書いた人
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時事通信社に記者として10年間在籍。官公庁を中心とした行政周りや為替、暗号資産など金融分野を経て、2025年8月マネックス証券入社。現在は採用広報担当として、コラムの執筆を担当。野球と駅伝とK-POPアイドルが大好きなアラサー女子。

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