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【年始特別号】2023年によく読まれたのは? DRIVE人気記事TOP10

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新年あけましておめでとうございます。

2024年、みなさんは、どんな新年を迎えましたか?

世界情勢も不安定なままの年越しに加え、元日の能登半島地震や翌日の飛行機事故などの影響で、大変な状況の方や、気がかりが絶えない状況の方も多いと思います。

被災された方、今も避難生活を余儀なくされている方に、心よりお見舞いを申し上げます。

今回は、新年のご挨拶にかえて、昨年公開した82本の記事から、よく読まれた記事10本をご紹介します。

目次
  1. 第1位 : 「自分の居場所」だと思えた奄美大島で、時代と町の移り変わりを見守っていきたい。地域インターン→新卒移住で見つけた自分らしいあり方
  2. 第2位 : 「起業家が非営利スタートアップを支援するエコシステムを創りたい」30代で財団を立ち上げた久田哲史さんが思い描く未来とは
  3. 第3位 : 「今を変えられたら未来はこんなに変わる」。自分を出せなかった女性が「対話型」キャリア教育を進化させるまで―アスクネット櫛谷さん
  4. 第4位 : 「まちにドアを増やしたい」豊岡市に民間の図書館を生み出した医師の守本陽一さんが、10代のための「ユースセンター」に込めた想い
  5. 第5位 : 日本の若者は「謙虚に図々しくあれ」。大学院とNPOの二足のわらじ生活を送る研究者・安家叶子さんのキャリア観
  6. 第6位 : 収入を維持したまま「社会課題を解決する」仕事に転職するには?―年代別の戦略的ソーシャルキャリア形成
  7. 第7位 : 「都市と地方の教育格差をひっくり返す」北海道の辺境へ移住した塾講師が公営塾からはじめる教育改革
  8. 第8位 : NFTで世界中から関係人口を募る、泊まれる民間図書館を立ち上げる……若手起業家2人が語る地域の未来像とは?〜ローカルリーダーズミーティング2022レポート(4)〜
  9. 第9位 : 東京マラソンが起業のきっかけに。胸が大きな女性のためのブランドoverEを手掛ける和田真由子さん
  10. 第10位 : 「ふつう」って何?インクルーシブ教育専門家の野口晃菜さんが大人と子どもに伝えたいこと

第1位 : 「自分の居場所」だと思えた奄美大島で、時代と町の移り変わりを見守っていきたい。地域インターン→新卒移住で見つけた自分らしいあり方

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2023年春に新卒で奄美大島北部の龍郷町(たつごうちょう)に移住し、島内の病院で管理栄養士として働く住谷遥夏(すみや・はるか)さん。居心地の良い場所を探し、直感と行動力で自分の人生を切り開いた姿に多くの共感が寄せられました。

「自分の居場所」だと思えた奄美大島で、時代と町の移り変わりを見守っていきたい。地域インターン→新卒移住で見つけた自分らしいあり方
「居心地のいい場所を見つけたい」。そんな思いで行動を起こし、今年春、新卒で移住した地域で「ここに来てよかった」と笑顔を見せる女性がいます。九州地方の南方に位置する奄美大島に在住し、島内の病院で管理栄養...

第2位 : 「起業家が非営利スタートアップを支援するエコシステムを創りたい」30代で財団を立ち上げた久田哲史さんが思い描く未来とは

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子どものころからずっと「生きる意味」について考え、学生時代に創業した企業は上場。その後、30代という若さで、非営利スタートアップを支援する一般財団法人Soil(ソイル)を設立した久田哲史(ひさた・てつし)さんへのインタビューです。

「起業家が非営利スタートアップを支援するエコシステムを創りたい」30代で財団を立ち上げた久田哲史さんが思い描く未来とは
子どものころからずっと「生きる意味」について自然と考えていた――そう語るのは、30代という若さで、非営利スタートアップを支援する財団を設立した久田哲史(ひさた・てつし)さんです。学生時代に創業した企業...

第3位 : 「今を変えられたら未来はこんなに変わる」。自分を出せなかった女性が「対話型」キャリア教育を進化させるまで―アスクネット櫛谷さん

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「子どもたちには、自分のようになってほしくなかった」

進学や就職などの節目で、自分自身が大切にしたいことに向き合えず後悔していた櫛谷彩乃(くしや・あやの)さんが、複数回の転職を経てたどり着いたキャリア教育コーディネーターという仕事。どんな転機を経て、どんなキャリア教育を実現しようとしているのか聞きました。

「今を変えられたら未来はこんなに変わる」。自分を出せなかった女性が「対話型」キャリア教育を進化させるまで―アスクネット櫛谷さん
「子どもたちには、自分のようになってほしくなかった」進学や就職など大きな節目のとき、自分自身が大切にしたいことにしっかりと向き合えず、まわりに流されるかたちで、「自分で選択をしなかった」ことを後悔して...

第4位 : 「まちにドアを増やしたい」豊岡市に民間の図書館を生み出した医師の守本陽一さんが、10代のための「ユースセンター」に込めた想い

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総合診療医の守本陽一(もりもと・よういち)さんは、医学生時代に移動式屋台カフェ「YATAI CAFE」を始め、4年後に一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立し、まちの図書館「だいかい文庫」をスタート。医師や医療職・福祉職が関わり、まちの人たちが気になったことを相談できる場をつくってきました。今回新たに立ち上げる10代のための居場所についてのインタビューです。

「まちにドアを増やしたい」豊岡市に民間の図書館を生み出した医師の守本陽一さんが、10代のための「ユースセンター」に込めた想い
総合診療医として、兵庫県豊岡市のまちの人の診療にあたる守本陽一(もりもと よういち)さんは、医学生時代、仲間たちと移動式屋台カフェ「YATAI CAFE」を始めました。4年後の2020年には、一般社団...

第5位 : 日本の若者は「謙虚に図々しくあれ」。大学院とNPOの二足のわらじ生活を送る研究者・安家叶子さんのキャリア観

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安家叶子(あけ・かなこ)さんは、大学院の博士課程で週4~5日、動物の行動学を研究しながら、環境保全系のNPOで週2日ほど、野生動物の国際取引やワシントン条約に関する活動を行っています。博士号取得後は、気候変動の専門家として国内外シンクタンクや国際NPOの仕事を横断するキャリアを考えています。どのように自身の道を選んだのか聞きました。

日本の若者は「謙虚に図々しくあれ」。大学院とNPOの二足のわらじ生活を送る研究者・安家叶子さんのキャリア観
子どもの頃からの「動物が好き」という思いを広げ、アフリカ・ジンバブエでは野生動物の生態調査に参加した安家叶子(あけ・かなこ)さんは、現在、博士課程で動物の生態行動学の研究に取り組む大学院生です。安家さ...

第6位 : 収入を維持したまま「社会課題を解決する」仕事に転職するには?―年代別の戦略的ソーシャルキャリア形成

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2022年、ソーシャルセクターへの転職を希望するビジネスパーソン約1000人とつながってきたDRIVEキャリア。普段多く寄せられる相談から、「20代以下」「30代から40代」「50代以上」それぞれの年代に向けた戦略的キャリアチェンジについておさえたい経験や心構えなどをお伝えします。

収入を維持したまま「社会課題を解決する」仕事に転職するには?―年代別の戦略的ソーシャルキャリア形成
「いつか社会課題を解決する仕事に就きたい。でも未経験の自分で通用するのだろうか」「転職で収入が下がるのは避けたい」「どうキャリアを形成していけばいいのかわからない…」こうした声を聞くことが増えたと話す...

第7位 : 「都市と地方の教育格差をひっくり返す」北海道の辺境へ移住した塾講師が公営塾からはじめる教育改革

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少し前まで塾がなかった北海道北東部に位置する枝幸(えさし)町に2020年に誕生した枝幸町公営塾。評判は上々ですが、塾長の齊藤歩さんは「『僻地の町に公営の塾が出来て良かった』なんて美談で終わらせる気はない。地方が置かれた教育格差をひっくり返す」と語ります。

「都市と地方の教育格差をひっくり返す」北海道の辺境へ移住した塾講師が公営塾からはじめる教育改革
北海道北東部のオホーツク海沿いに位置する、北海道枝幸(えさし)町。枝幸町には、少し前まで塾がなかった。町内の中学生の中には、土日に泊りがけで旭川の塾まで通う生徒もいたという。そこに2020年に誕生した...

第8位 : NFTで世界中から関係人口を募る、泊まれる民間図書館を立ち上げる……若手起業家2人が語る地域の未来像とは?〜ローカルリーダーズミーティング2022レポート(4)〜

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2022年10月、北海道厚真(あつま)町で開催された「ローカルリーダーズミーティング2022〜革新的ローカルインダストリー創造への挑戦〜」での「若手起業家ピッチ」。熊本県五木村で活動する土屋望生(つちや・のぞみ)さん、香川県さぬき市で活動する黒川慎一朗(くろかわ・しんいちろう)さんの発表をレポートしました。

NFTで世界中から関係人口を募る、泊まれる民間図書館を立ち上げる……若手起業家2人が語る地域の未来像とは?〜ローカルリーダーズミーティング2022レポート(4)〜
2022年10月8日、北海道厚真町(あつまちょう)で「ローカルリーダーズミーティング2022〜革新的ローカルインダストリー創造への挑戦〜」が開催されました。主催はローカルベンチャー協議会(事務局NPO...

第9位 : 東京マラソンが起業のきっかけに。胸が大きな女性のためのブランドoverEを手掛ける和田真由子さん

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トリンプ下着白書によると、2018年時点でバストサイズがEカップ以上の女性は、4人に1人以上。一方で、胸が大きいと市販の服のサイズが合わない、他人の視線が気になり猫背になるなどの悩みを抱える方も多いなか、声を上げにくいという状況もあります。そんな課題を解決する胸の大きな女性のためのアパレルブランドoverE(オーバーイー)を手がける株式会社エスティームの和田真由子(わだ・まゆこ)さんにお話を伺いました。

東京マラソンが起業のきっかけに。胸が大きな女性のためのブランドoverEを手掛ける和田真由子さん
3月8日は国際女性デー。1904年にニューヨークで女性の参政権を求めて行われたデモが起源となり、国連によって1975年に制定されたそうです。今回は、胸の大きな女性のためのアパレルブランドoverE(オ...

第10位 : 「ふつう」って何?インクルーシブ教育専門家の野口晃菜さんが大人と子どもに伝えたいこと

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日常にあふれる「ふつう」という言葉。一体、どんな意味で使われているのでしょうか。何をもって「ふつう」というのでしょうか。インクルーシブ教育の専門家である野口晃菜(のぐち・あきな)さんにお話を伺いました。

「ふつう」って何?インクルーシブ教育専門家の野口晃菜さんが大人と子どもに伝えたいこと
日常にあふれる「ふつう」という言葉。一体、どんな意味で使われているのでしょうか。何をもって「ふつう」というのでしょうか。例えば、子どもの世界からみた時、みんなと同じことができて「ふつう」、みんなと同じ...

いかがでしたか。

2024年も、DRIVEでは、エティックの周りで見えてくる社会の変化の兆しや、起業家の皆さんの挑戦、新しいキャリアへ一歩を踏み出した方のストーリー、面白くてよりよい明日へのヒントになる情報をお届けしていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
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DRIVEメディア編集長。NPO法人ETIC.広報。
北海道出身。札幌のまちづくりNPOに勤務し、コミュニティラジオ放送、地域情報の取材・執筆等を経て、2008年に上京しフリーランスに。アナウンス・司会、ライター、カメラマン、映像制作、講師、リサーチ、イベントのディレクション業などを事業領域に活動。
2015年〜NPO法人ETIC.に参画。
趣味は、歴史、映画、美術、ガーデニング、読書。

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